１０．車椅子でニューヨーク旅行「海外で携帯電話」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」


１０．海外で携帯電話
 
私はソフトバンクの携帯電話を使用しています。
パケット定額に加入していれば、機種自体の海外設定のみで使用可能。
その設定方法も他社より簡単。
しかし、海外でも電波状況が悪いらしい。
ちなみに自分の機種はＷｉ－Ｆｉ利用出来ない機種。
 

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嫁様はドコモのスマートフォン携帯電話を使用しています。
こちらもソフトバンク同様、パケット定額に加入していなければいけません。
スマホの機種にもよりますが、設定が少し複雑なのでショップで確認して海外利用を
しなければ、高額請求がきてしまいます。
 
今回は嫁様のスマートフォンで英語翻訳のアプリ等を現地で使用する目的でドコモのみを使うことにした。
 
何も考えずに現地へ行きメールや通話をすると膨大な金額の利用料金を請求されます。
また、パケット代の上限も１日３千円近くになる為、今回使い放題で安い方法を探した
結果、ＪＡＬツアーの案内書に同封されていたＷｉ－Ｆｉルーターをレンタルすること　にしました。Ｗｉ－Ｆｉなら３Ｇ回線を使わない為パケット代がかかりません。以下
「ＪＡＬＰＡＫ×GLOBAL DATA」
海外モバイルWi-Fiルーターレンタルサービス









↑携帯電話と同じくらいの大きさ。これをバッグやポケットに入れとくだけでＯＫ。

レンタル代金　ｍｉｆｉ　1,180円／１日

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情報の注意 

　携帯電話の情報に関しては、プランが細かく変わります。キャンペーンなどもあるので記載した情報は事前に販売店へ確認ください。
 
ポイント１
　現地へ行ってもし繋がらない、分からないなど困った場合はタイムズスクエアから5分くらいの場所にDocomoショップへ行くと超親切な日本人のスタッフの方に教えていただけました。

ドコモショップURL
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/support/kaigai_support.html#NewYork01

所在地
1073 Avenue of the Americas, New York, NY 10018, U.S.A.

（ニューヨーク紀伊國屋書店 B1階、6Ave.沿い40th St.と41st St.の間）

※エレベーターがあるので車椅子でもいけます。

９．車椅子でニューヨーク旅行「服装と排尿/排便」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」



服装

• 旅行中の服装

9/28～10/5　ニューヨークの気温を天気予報で調べると日本より肌寒いくらいの数字だった。しかしジャケットは荷物がかさばるのもいやなのでパーカーとネックウォーマーを持っていった。
 
・実際に行くと
旅行日だけニューヨークは急に冷え込みが続いており、もう少し寒さ対策が必要だった。この時期は気温差が激しく難しいと思いました。
 
・飛行機内の服装
まず１番優先すべきことはお尻に床ずれが出来ないズボン。お知りが蒸れないズボンを最優先。毛布も借りられるので機内は問題ない。寒いときは味噌汁お変わりして温まりました。
 

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トイレ管理

• 旅行中のトイレ

　排尿に関しては、とにかくニューヨークはトイレが少ない。健常者もトイレ管理には苦労すると思います。ニューヨーカーはいったい何処でしっこするのだろう？と思いました。できるだけ、留置カテーテル＆大容量ウロバッグで水分を多めに摂取し旅する事をお勧めします。
　排便に関しては、食生活が乱れ、ご飯を食べず、パンや肉ばかりになり便秘がちになりコントロールが難しいです。
 

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• 飛行機内のトイレ

排尿は旅行中と同じで留置カテーテル＆大容量ウロバッグで水分を多めに摂取、飛行時間が12～１４時間掛かるためとにかく尿を気にせず睡眠を摂ったほうが良い。　　　排便は旅行前後に済ませ飛行機内では出来ないことを前提にしますが、おなかを壊さないように気を使いました。

　　　・ 身障者用トイレ
　機内トイレを利用したい場合は、機内の車椅子を使用してトイレを利用できるそうです。
国際線はＪＡＬさんの計らいだとおもいますが、トイレが２箇所あり、うち1ヶ所は車椅子でも入室できるトイレで、そのトイレから１番近い座席に指定されてました。

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☆　これは不便　☆

成田国際空港の多目的トイレにて・・・
通常トイレといえば、

・男性用トイレ+女性用トイレ+多目的トイレ

の３種に分かれていますが、成田国際空港のトイレは、

・男性用トイレの奥に男性用多目的トイレ
・女性用トイレの奥に女性用多目的トイレ

となっていて、旅行中は留置カテーテルだったので嫁様の手を借りる場合はいりづらいなあ～
と思いました;、

８．車椅子でニューヨーク旅行「海外旅行保険」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」

８．海外旅行保険・・・26日前
(2011.9.2)
 
どこに申し込むのか

• 火災保険や生命保険を紹介＆販売してくれる「保険代理店」に自宅で相談。

 

• 保険代理店は代理の手数料など客からは取ることなく、複数の海外旅行保険を比較し客に合った保険を紹介してくれる。

 

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実際に加入した海外旅行保険の条件
 
保険外社名　ＡＩＵ
期間８日
 
死亡時：１億円
病院に掛かった場合：無制限
物損：盗難、機器の故障、他人の物を壊した、車椅子の破損
 
掛け金　２４，３００円　(１人)
 

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 実際に保険使いました。

   実際に保険は使うことは無いだろうと思っていましたが、旅行中に体調不良で急遽病院に掛かりました。日本の保険証などはもちろん海外では意味がありません。加入していなければ多額の医療費を請求されていたのだろうと思うと掛けて良かった。
 
ＡＩＵは世界各地に支店があるそうで、安心、おまかせ、スムーズでした。
 
注意)クレジットカードに海外旅行保険が付いているものは、補償額が低いとの事で加入しませんでした。

７．車椅子でニューヨーク旅行「ＥＳＴＡ」

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ＥＳＴＡ(電子渡航認証システム)申請取得
2011.8.26
 
アメリカに入国する場合に事前に申請しておきます。
ＥＳＴＡ申請は、クレジットカードで済ませました。
 

• ビザは必要ありません。

 

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ＥＳＴＡは英語で申請ですが、公式日本語サイトもありますので大丈夫。
http://japan2.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
 
個人的な意見として・・・
身体障害者に対する質問の答え方がとても難しく感じました。
確答する答えに「はい」「いいえ」で答えるのですが、確答する場合「いいえ」で答えなければならない箇所があります。とにかく文法が苦手な人は面倒です。
 
費用　14ドル／1人

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参考URL「地球の歩き方」
http://www.arukikata.co.jp/esta/faq.html

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15分ほどで「認証」されました。
 
※認証後、コピーをして印刷し渡航先に持参しました。

６．車椅子でニューヨーク旅行「スーツケース」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」

６．スーツケース選び
 

①大きさ（リットル）
②チャック式orロック式
③ＴＳＡロック
④中国製or日本製
⑤色
⑥キャスターの数
 
 
今回購入したスーツケース（キャリーバッグ）
・健常者１名
・障害者１名
 
 

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①大きさ

通常健常者2人であれば、1人１個70リットル(２人で７０リットルを２つ)ですが、車椅子を押しながらの移動となると、２人分の荷物を７０リットル１個にまとめなくては移動が難しいと思いました。





















 
大きすぎると移動が大変なので９０ℓ以上はやめました。
結果的に７０リットルを購入したら、ギリギリ入りましたが、帰りにお土産が入らず現地でもうひとつ５０リットルくらいのカバンを購入した。
 
注意)「７０リットルでは、やはり小さいからダメじゃないか！」と思われるが、帰りに７０リットルに満タン荷物を詰め込んで重さが23ｋｇ。
この23ｋｇというのは国際線の基本重量の上限であり、23ｋｇを超えると6000円～23000円の追加金が発生する。
　
結論からすると、

 

• ７０リットル(貨物預け)×1
• 客室持込手荷物×2
• ロホクッション×2　　　←荷物数としてカウントされません。
• 車椅子(貨物室)×1　　←荷物数としてカウントされません。

 

※上の条件では、貨物室にカバンをもう1個預けて良いです。
 

で行き現地で

• 50リットル(貨物預け)×1個・・・100ドル(8,000円)購入。

 
お土産超大量で入りきれました。
 
 

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②チャック式orロック式
荷物が多くて何度も押しつぶしてカバンを閉めることがあったが、閉めやすさはチャックでした。ロックは荷物が多いと架かりにくい。
実際両方使用してみた結果、どっちでもいい気がします。
 

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③ＴＳＡロック

あった方が良いかどうかというより、ＴＳＡがついてないバッグはほとんど売られてない。
 

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④中国製or日本製？

• カバンすべてが中国製
• キャスター(タイヤ部分)が日本製でボディーは中国製
• カバンすべて日本製

 
大きく分けて上記の3種類。値段は上から順に下に向けて高額になるが使用頻度が少ないために安ければ良いが、キャスターが壊れたら旅行が大変になってしまいます。
 

• 結論・・・キャスター(タイヤ部分)が日本製でボディーは中国製

を購入した。
 

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⑤色

空港で荷物受け取り時、黒・白・原色はいっぱい流れてきますので、ちょっと変わった色のほうが良いかも。
 

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⑥キャスターの数

 
2本か4本が主流ですが4本が良いです。

 

 
博多駅でセール中でした。　14,300円
・ロック式
 





























 


























▼取っ手に引っ掛けて運びました。






























帰りに荷物が入りきれず現地で購入したキャリーバッグ
・チャック式
５０Ｌ　キャリーバッグ　　100＄(8,000円)

 

５．車椅子でニューヨーク旅行「パスポート申請/受取」

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５．パスポート申請　
 
201.7.12
 
パスポート申請
 
全国の県別パスポートセンターについて
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
 
福岡県パスポートセンターのURL
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4313200.html
 

・自動車免許証

・障害者手帳（申請者代筆の場合必要）

・顔写真
  

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発行  

　７日後にはパスポートが発行されました。
（2011.7.20）
有効期限５年間　11000円
 

 

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字が書けない場合

 車椅子でパスポートセンターへ行き、テーブルがあり申請書がありますので書き込みますが、字が書けないため嫁様が代筆した。申請書類を代筆してもらった場合、パスポートのサインの下に代筆者のサインが必要です。

※画像準備中 

４．車椅子でニューヨーク旅行「円⇒ドル」」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」

ドルの準備(2ヶ月５日前)
 
４．種類

①現金
②トラベラーズチェック
③クレジットカード
 
 
メリット＆デメリット
①現金は盗難や紛失の場合戻ってきませんのでなるべく持ち歩きたくない。
②トラベラーズチェックは毎回サインや、使えない店が多いということで不便。
③クレジットカードが安全で使いやすいので必須です。
 
 
 

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☆クレジットカードをつくる。☆
 
障害者はクレジットカードを作りにくい。
以前ブログでも書きましたのでリンクをご覧ください。
 
前半
http://kenjitolepaint.blog.shinobi.jp/Entry/645/
後半
http://kenjitolepaint.blog.shinobi.jp/Entry/647/
 
ニューヨークで使えるクレジットカードは

• ＶＩＳＡ
• マスターカード
• ＪＣＢ

 
のいずれかを持っておいたほうが良いです。
 

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☆現金（ドル）の準備☆
 
・両替する場所

　　円からドルに両替する場合どこの利率が良いか？など考えてウロウロして労力と交通費を使うより近所の銀行が良いです。
 
 ・両替金額
今回の旅行では円高の時期でしたので
7/29　金
1＄＝77円(両替手数料+3円)
１＄＝80円になり。
 
両替合計金額1000ドル＝約80000円


▼かなりの札束ですが、1＄や5＄札をチップで使用するので束の半分は小額紙幣です。 
 

▼100＄は使わないため両替していません。1、5、10、20、50＄です。










































・帰国後にドル札を円に両替する場合、再度手数料が発生するので旅行中にドルは使い切りましょう。

 
 

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ポイント1
 
クレジットカードが使用できない場所

• 露天
• チップ(タクシーは使用可)
• 国連ツアー（クレジットオンリー）

クレジットカードが使用できるところ。

• 自動販売機
• タクシー
• ドラックストア（コンビニ）
• 食事
• 買い物
• チケット売り場

 

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ポイント２
クレジットカードを使用する際、店員に　「ＩＤを見せろ」と言われますので
パスポートを見せる場合があります。

クレジットカードの名前の英語の表記と
パスポートの名前の表記が違うと使えない場合があります。

クレジットカードのサインは日本語フルネーム(漢字)ですべての店、タウシーで利用できました。

３．車椅子でニューヨーク「ツアー申し込み」

「2011.9.28～2011.10.5　6泊8日　福岡～ニューヨークの旅」

旅行・・・３ヶ月前
 
３．インターネットにてツアー申し込み。
行き先さえ決まればウェブサイトでツアー商品を決める。
 
・日数、ホテル、空席情報、オプション、席のグレード
 


☆申し込み☆




今回の旅行では、ＪＡＬツアーに申し込みました。
http://www.jal.co.jp/intltour/
 
上記サイトから、条件を絞り込み申し込み。
ＪＡＬツアーなので必然的にＪＡＬ（日本）の飛行機に乗ります。
 

• HISやJTBではユナイテット航空、大韓航空、アメリカン航空なども選択でき、外国の飛行機利用で格安ですが、①日本語が通じない、②接客　などの点がやはり日本の航空会社が良いそうです。

 
今回の旅行での選択
 
日数について
６泊８日では実際５日しか遊べません。休憩日も考えて多めに日数を考えました。
 
ホテルについて
立地が最も優先です。高級感よりインパクトのある派手なホテルにしました。
 
空席情報
３ヶ月前では遅い！最低４ヶ月前だと思います。
予定の日が埋まっていたので、予定より１ヶ月遅らせました。
 
ＪＡＬのオプション
フリープランだったので、自由に好きなプランを有料で継ぎ足せますが、バスに乗れないなどの理由から有料ＪＡＬオプションはあきらめました。
結果的に、現地にて自分で行きたいところへタクシーなどで行く方法になります。
 
席のグレード
ＪＡＬでは、
金額が高い順番で、
①ファーストクラス
②ビジネスクラス
③プレミアムエコノミークラス
④エコノミークラス
 
のグレードから③のプレミアムエコノミーを選びました。
 
http://www.jal.co.jp/inflight/inter/premium_y/
 
一人片道45,000円の追加金でしたが、背もたれがエコノミーより倒すことができます。
金額は高いですが、お尻の辱ソウ予防の為には必要な費用だと思います。
 
 
ここまで決めればインターネットで申し込みます。
（2011.7.3）
 
 
２日後にメールにて、ツアーの金額、プレミアムエコノミーの空席の確認メールが届きます。
（2011.7.5）
 
支払う期日が短いうえに、金額が高額、さらにメールのみのやり取りになるので、しっかり確認し振り込みましょう。
（2011.7.6）