chic先生から何か・・・・

２月２７日chic先生が他界されました。

ブログに書こうか迷いました。

僕のトールペイント人生を左右する偉大な方でした。

今の車椅子になった自分にとって一生続けていく
仕事の変わりになるトールペイントです。

人間から仕事をとると何も残らない。

トールペイントに対しての僕の意識はこうゆうものです。




そのトールペイントを一昨年はじめました。

思ったよりうまく絵が書けるときがありました。

思ったより絵が書けない日がありました。

そのトールペイントをHPで赤裸々に全国へ公開しました。

そのHPの掲示板にchic先生から書き込みがありました。

何も知らず掲示板で会話がありました。

知れば知るほどすごい先生でした。



先生は僕がトールペイントを勉強している場所にも
来ていただきました。

握力がない自分に握りやすい筆をいただきました。

青い柄の筆でした。

握力の弱い僕の周りの人にもサンディング用のスポンジヤスリを
送っていただきました。

先生のHPに「障害者社会参加支援」の
僕らを支えてくれるページが出来ていました。

そこのページにたくさんの先生方の支援していただける
参加者の名が記載されてました。



それから先生のアトリエにお邪魔しました。

先生の頭の中を一言で言うと
『四次元の世界』でした。


先週、自分の今後のトールペイントについてお話しようと
メッセージを送りしました。

・・・・

先生の書いた絵を見て
先生が僕に何を教えようとしたか、
何を言おうとしたか
読み取ることが出来るだろうか。



たんに始めたトールペイント。

単なる車椅子の人が書いた絵。

１人の人に知り合って
いろんな人に繋がった。

１が１００になり１０００を得た。

もっとブログに書ききれない言いたいことはいっぱいあるけど
ブログに書いて表現するのは難しい。

chic先生に出会った人はこの気持ちが分かると思います。

chic先生ありがとうございました。

chic先生の知り合いの方や
chic先生の絵からまだ勉強することは沢山ありますので
ありがとうございますというより
まだまだお世話になります。